僕のメルマガでも書きましたが
今日の日経MJにジュンク堂会長、工藤恭孝氏の記事が
載っていました。



ジュンク堂は元々、
神戸市内に８店舗を構える、
地方の本屋さんでした。

そのジュンク堂８店舗が
阪神大震災によって全店舗の被災を経験しました。

ジュンク堂は小さな企業でしたが
工藤氏は会社をなんとしてでも存続させたいという
強い意志を持っていました。

そして、必死の努力により
一人のアルバイトも解雇することなく
たったの２週間で立て直しを図ることができました。

工藤氏は小さな会社を災害から再建するためには
経営判断のスピードが大切であると考えています。

なぜなら、小さな会社がぐずぐずしていると
倒産してしまうからです。


その後、ジュンク堂は震災をバネに
今では全国的なチェーン店へと発展しました。


今回の被災地である仙台にも
４店舗のジュンク堂がありましたが
全店舗が地震の被害にあい、
復旧の可能性があるJR仙台駅の店に
仙台スタッフを集結させ、
早くも立て直しに着手しています。


多くの人が
大きな災害の前に
なすすべもなく肩を落としています。


しかし、なんとか気力を振り絞り
立ち上がらなければいけないのですね。