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メタルステッカー
知り合いの紙工品メーカー社長が

とても珍しい物を持ってきてくれました。



その社長が韓国メーカーから取り寄せた、

「メタルステッカー」という製品で、

箔押し加工の代用品として開発されたそうです。



下の写真が実物です。



蝶々なんかは大きさは1cmほどですが

従来の箔押し加工では不可能な

繊細な加工が施されています。



素材は表面を純金メッキした

カミソリよりも遙かに薄い金属です。



技術的に詳しいことは不明ですが

従来の「箔押し加工」とは比べられないような

繊細な処理ができて高級感があります。



しかし、価格的に問題があり

従来の「箔押し加工」の単価は10円ほどですが

「メタルステッカー」は100円〜200円かかるそうです。



この価格的な問題のために

なかなか、販売先が見つからず

上記の社長のところに

韓国メーカーから相談が持ちかけられました。



その社長も「メタルステッカー」の価格の高さに

考えあぐねて僕のところに持ってこられたのです。







ここで頭の体操ですが



従来、10円前後の加工(箔押し)を

100円から200円もする加工(メタルステッカー)に

置き換えるためにどうすればいいでしょうか?








即答ですいませんが答えは、

加工料金を販売価格に上乗せできる商品にすることです。



例えば、名刺やパンフレットのような

無料で人に配布するものに

何百円もする加工を加えることは

かなり困難です。



しかし、ハンズやLOFTなどで販売されている

単価が500円以上するようなクリスマスカードなどには

使用できる可能性があります。







そして、もっといい考え方は

単価の「安い」箔押し加工と競合せずに

単価の「高い」加工と競合することです。



例えば、高級万年筆や宝石などのケースは

素材が木やレザーでできているので

繊細な「箔押し加工」が不可能で、

「レーザー」や「焼き印」などでネームやロゴを加工しますが

「焼き印」は原版費用(鉄の焼きごて)がとても高価です。



そのため、小ロットでは

原版代が吸収できません。



ところが、「メタルステッカー」は

最小ロット500個から生産でき、

単価計算で購入できるので

上記の処理に比べればコスト的に

遜色がありません。



また、表面の光沢がとても美しく、繊細な表現が可能ですので

女性向けの商品パッケージに合いそうです。



このように従来技術的に不可能な素材や

従来の加工が高価であれば

十分に競争力があります。



僕は、小さな会社が生き残るための戦略は

二つしかないと思っています。



一つは、「ブルーオーシャン戦略」。

これは、アメリカのW・チャン・キム博士が提唱している、

他社と競合しない市場を探すことです。



もう一つは、「ボリュームゾーンをターゲットにする」。



日本のボリュームゾーンは

「団塊世代」とその「ジュニア」世代です。

特に、購買意欲旺盛な「女性市場」を

マークするのはいいでしょう。



ですので、多くの商品は

この「二つの戦略」を考えることによって

売り上げを伸ばすことができると

考えています。



ちょっと、長くなりましたが

頭の体操でした!



もし、「メタルステッカー」にご興味がある方がいらっしゃいましたらご連絡ください。



info@d-concierge.net



箔押し

従来の「箔押し加工」



メタルスタンプ−2

メタルスタンプ−1

これが「メタルステッカー」です。
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