フマキラーとアース和解に市場戦略を考える
2010-04-29 00:56:54 (15 years ago)
カテゴリタグ:
ビジネス
フマキラーは28日、アース製薬の携帯型電池式虫除け器の
販売差し止めを求める仮処分を東京地方裁判所に申請していた件で、
アースと和解したと発表しました。
これは、フマキラーが先行販売した携帯型電池虫除け器を
アース製薬が類似品を販売したことでの訴訟でした。

先日、とあるユニークな市場を開発中の
クライアントさんと打ち合わせをしていて、
その参入障壁の高さについて質問しました。
新規市場を開発する場合、
参入障壁の高低によって、戦略設定が変わってくるからです。
一般的には、新規市場を開発をする場合、
できる限り参入障壁を高くして、特に大手企業が参入しにくくします。
例えば、特許をとって、既得権を守るような方法です。
そのクライアントさんは、
自社の参入障壁について、
「決して高くない」と答えました。
僕は、クライアントさんに対して、
参入障壁を高くする戦略を立てるべきかどうか質問しました。
すると、彼は、
「参入障壁を高くするのも戦略だが、参入障壁を低くして、
他社の参入を促進し、競合他社とともに
市場の認知度を高めるのも戦略」
「その中で、ぶれない戦略さえ立てていれば、
いずれ、亜流の他社は消えていくという戦略も
小さな企業にはありですねー」
との答えでした。
フマキラーとアースの携帯型電池虫除け器の市場性はよく分かりませんが、
固定電話が携帯電話に変化してきたように
競合他社が協力しながら新しい市場を作るというのも
現代的な戦略だと考えさせられたお話です。
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アースと和解したと発表しました。
これは、フマキラーが先行販売した携帯型電池虫除け器を
アース製薬が類似品を販売したことでの訴訟でした。

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一般的には、新規市場を開発をする場合、
できる限り参入障壁を高くして、特に大手企業が参入しにくくします。
例えば、特許をとって、既得権を守るような方法です。
そのクライアントさんは、
自社の参入障壁について、
「決して高くない」と答えました。
僕は、クライアントさんに対して、
参入障壁を高くする戦略を立てるべきかどうか質問しました。
すると、彼は、
「参入障壁を高くするのも戦略だが、参入障壁を低くして、
他社の参入を促進し、競合他社とともに
市場の認知度を高めるのも戦略」
「その中で、ぶれない戦略さえ立てていれば、
いずれ、亜流の他社は消えていくという戦略も
小さな企業にはありですねー」
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