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デザインで会社をめっちゃ面白くするブログ!!::人間的でありつつかつ大量生産
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人間的でありつつかつ大量生産
昨日の日経新聞に
「自分色に特注」という記事が載っていました。

nikkei1019.jpg

車や住宅などの高額商品だけではなく、
靴やノートパソコンなどの製品までも
自分流にアレンジしたがる人が増えているという記事です。

このような現代社会の現象を
デザイン・イノベーションの研究者
紺野登さんが以下のように語っています。

「盛んに言われる世界同時デフレの背景に、
あらゆる経済的価値のコモディティ化がある。

その荒波を最も受けているのは製造業である。

日本ではモノ作りの復権が盛んに叫ばれているが、
製造業がつくるモノ(ハード)の収益は減少傾向にある。

90年代を例にとると、
国内製造業の製造個数は増えたものの
付加価値額は横ばいだった。

モノはいくらでもつくれるが、
それが利益に結びつかない。

そのため、
とにかくたくさんのモノを購入してもらうことで、
質ではなく必要以上の量で利益を確保する、
という流れが一般化した。

結局、本来の量産型システムは終焉している。

20世紀は人間と機械のせめぎ合いの時代だった、
と振り返ることができる。

つまり、「機械的な大量生産」と「人間的な少量生産」の
対立の歴史だった。

今、日本では「モノづくりの復権」が
さかんに叫ばれているが、
それがもし量産の復活だとすれば
一種の20世紀回顧だ。

逆に「モノづくり」へのこだわりが単に
「人間的な少量生産」への郷愁にすぎないなら、
それはある意味、
「機械的な大量生産」の行き詰まりからの逃避でしかない。

固定された思考の対立軸を壊すことが必要である。

20世紀型の思考で不可能とされていた領域がある。

それは「人間的でありつつかつ大量生産」という領域だ。」




「人間的でありつつかつ大量生産」


これは今後の日本社会において
大きなキーワードとなりますね。
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