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デザイナーのためのビジネスモデル
一般的にデザイナーの仕事というのは
一品生産物がほとんどです。

建築にしても
グラフィックデザインにしても
毎回、新たなオーダーを受け、
そのオーダーに合わせて四苦八苦しながら
デザインを制作します。

そのため、ほとんどの場合
デザイン費用とは
オーダーメイドに対して一回きり支払われるケースがほとんどです。

海外では
プロダクトデザインやタイポグラファーなどが
作られた製品の販売ロイヤリティー契約をする場合も
少なくありません。

しかし、日本のデザイナーは人が良すぎるのか
苦労して作ったデザインを
クライアントに惜しげもなく引き渡し、
クライアント側はデザイナーの作品を使って、
継続的な収益をあげています。

僕は昔から、
デザイナーのこのような境遇に疑問を感じていました。

例えば、音楽や小説には著作権が存在し、
一般的に50年内であれば
作品からの継続的な収益を得ることができるのに
なぜ、デザインに関しては
同じようなビジネスモデルが存在しないのかと。


しかし、このような状況が少しずつ変わってきているようです。

例えば、グラフィックデザインの世界では
素材集というものがあります。

これは、ある程度著作権を緩やかにし、
カメラマンやイラストレーターの作った作品を
低価格で使用できるビジネスモデルです。

インターネットでいうと
「アマナ」や「GettyImages」などが有名です。

そして、その流れがもう少し進化したのが
作家ものの素材集です。

最近、その世界で有名なのが
井上のきあ氏です。

パターン集.jpg

独特のタッチを持ったお花や昆虫のイメージは
とても今の時代にマッチしています。


なにより、一品生産ではなく、
本という工業製品ですので
複製化が可能となり一度デザインすれば、
本が売れている限り継続的に利益が入ります。


このような事例は
デザインの世界でのほんの一部の事に過ぎませんが
僕は多くのデザイナー
もっと様々なビジネスモデルを考えるべきだと感じています。
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