ホログラフの紙袋
2009-11-08 19:08:33 (14 years ago)
カテゴリタグ:
デザイン
土曜日に中国から
紙袋のサンプルが届きました。
今回、僕たちが運営している「berry-B」という
ペーパーバック販売プロジェクトのために
サンプル制作してもらったものです。
先月、上海郊外の工場に行き、
サンプル発注しました。
仕上がりは上々で
美しい、ペーパーバッグが販売できそうです。
価格的にも、中国製造ですので日本の半分近い価格で販売できます。
今回、使用したのは「ホログラムPP」と言われる加工で、
よく、『JJ』や『ViVi』など、女性雑誌の表紙に使われる
きらきらした加工技術です。
このような技術も、本来ならば
日本で作った方が仕上がりも精度が高いのですが、
何分「ホログラムPP」の原紙の最小ロットが5000メートル以上で、
1平方メートルの価格が100円もします。
(中国では20円ぐらいです)
高価で大量ロットしか使用できないために
市場での流通量が少なく、
デザインのバリエーションも少ししかありません。
それに比べて、中国の工場に行くと
無限というとおおげさですが
それぐらいにバリエーションが選べて、
在庫があれば、100メートル単位でも買うことが出来るのです。
中国やその他のアジア圏に製造拠点が移行しているのは
ただ単に、価格が安いだけではなく、
僕たちデザイナーにとっての「表現方法の幅」という点でも
優位性を持っているからです。
僕は、日本の素材産業には
まだまだ伸びしろがあると考えています。
製品素材や加工技術の日本独自のイノベーションを
切望する今日この頃です。
紙袋のサンプルが届きました。
今回、僕たちが運営している「berry-B」という
ペーパーバック販売プロジェクトのために
サンプル制作してもらったものです。
先月、上海郊外の工場に行き、
サンプル発注しました。
仕上がりは上々で
美しい、ペーパーバッグが販売できそうです。
価格的にも、中国製造ですので日本の半分近い価格で販売できます。
今回、使用したのは「ホログラムPP」と言われる加工で、
よく、『JJ』や『ViVi』など、女性雑誌の表紙に使われる
きらきらした加工技術です。
このような技術も、本来ならば
日本で作った方が仕上がりも精度が高いのですが、
何分「ホログラムPP」の原紙の最小ロットが5000メートル以上で、
1平方メートルの価格が100円もします。
(中国では20円ぐらいです)
高価で大量ロットしか使用できないために
市場での流通量が少なく、
デザインのバリエーションも少ししかありません。
それに比べて、中国の工場に行くと
無限というとおおげさですが
それぐらいにバリエーションが選べて、
在庫があれば、100メートル単位でも買うことが出来るのです。
中国やその他のアジア圏に製造拠点が移行しているのは
ただ単に、価格が安いだけではなく、
僕たちデザイナーにとっての「表現方法の幅」という点でも
優位性を持っているからです。
僕は、日本の素材産業には
まだまだ伸びしろがあると考えています。
製品素材や加工技術の日本独自のイノベーションを
切望する今日この頃です。
<<ユニークな新人研修
|
遅ればせながら「おめでとうございます!!」 >>