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デザインで会社をめっちゃ面白くするブログ!!::オーダースーツは既製服よりも安い!?
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オーダースーツは既製服よりも安い!?
今日は、ディレクターのユミちゃんと
プロデューサーのTくんとともに、
大阪船場にあるオーダースーツショップ「グローバル・スタイル」の
打ち合わせに行ってきました。

正直な話、僕は今まで一度も
スーツをオーダーした経験がありません。

しかし、一ヶ月ほど前から
「グローバル・スタイル」の仕事に関わって、
オーダースーツの魅力に魅せられました。

今までスーツと言えば、
セレクトショップで買っていた僕。

オーダースーツに対して、
「高い」「おやじくさい」といった
イメージを持っていました。

その上、よくある街のテーラーは
敷居が高くて入れません。


今回、僕たちがブランディングをお手伝いさせていただく
「グローバル・スタイル」は、
もともと、3プライス系の既成スーツショップの役員を
長年されていた方が立ち上げました。

彼は従来のテーラーの持っていたイメージを
払拭させるために、
セレクトショップのような内装にし、
販売員もセレクトショップから招き入れ、
デザイナーにもアパレルのデザイナーを採用しました。

ですので、誰にでも入りやすい店構え、
今風のデザインのオーダースーツショップとなりました。


僕がこのお仕事に関わって驚いたことは、
オーダースーツは「既製品の服」よりも実は
「安い」と言うことです。
「グローバル・スタイル」では
上質のオーダースーツがなんと、3万8千円から作れます。

その理由は、「既製品の服」は当たり前の事ですが量産品です。
そして、S/M/Lとサイズを作らなければいけません。

そのため、在庫リスクが販売価格に反映されています。

ところが、オーダースーツの場合、
これも、当たり前の事ですが
1着ずつ生産するので在庫リスクがありません。

それから、縫製についても、
「グローバル・スタイル」は完全国内生産ですが
以前は高額だった国産縫製価格が、
近年のアジア諸国生産が主流化している影響で、
国内縫製工場の仕事が激減し、
海外生産との差が縮まってきました。

それから、「グローバル・スタイル」ならではの
“値頃感”の秘密があります。

それは、「グローバル・スタイル」の親会社が
「タンゴヤホールディングス」という
船場に80年の歴史を持つ繊維問屋さんです。

そのため、古くから多くの繊維メーカーや
他の問屋さんとの太いパイプを持っています。

そのパイプを活かし、
良質の“ヴィンテージクロス”を大量に集めることができるのです。

この“ヴィンテージクロス”とは
メーカーや問屋に貯まっている古い端布(はぎれ)のことです。

端布ですが、十分にスーツ数着分をつくることができ、
元々は布代だけで20万円以上する高級な輸入品も
多く含まれています。

「グローバル・スタイル」は、
メーカーや問屋にとってタダ同然の
“ヴィンテージクロス”に目を付け、
安い仕入れを実現させました。

さらに、もう一つの面白い特徴は
オーダースーツと既製服とでは
セール販売する時期が逆転すると言うことです。

一般的な既製服の場合、
後になればなるほど販売価格が安くなります。
いわゆる、ファイナルセールです。

これは、既製服屋さんが在庫を処分したいからです。

そのため、安く買った消費者は
その服が着られる期間が短くなります。

ところが、オーダースーツの場合、
早く買った方が安くなります。

その理由は、
縫製工場の閑散期に
先物の商品を発注することができるからです。

縫製工場の閑散期は、
一般的に1,2月と7,8月です。

ですので、1,2月に春夏物。
7,8月に秋冬物をオーダーすることで
縫製コストを安く出来るのです。
それによって長い間、安く買った服を着ることができます。

これは、既製服と全く逆転した状況です。
このようにオーダースーツには
沢山の費用対効果が隠されていたのです。


既製服と違って
体にピッタリフィットし
カッコイイシルエットとなるオーダースーツ。
特に僕のような上下でサイズ違いのスーツを買う人には
打って付けです。


ぜひ一度、オーダースーツ未体験お方は
体験してみて下さい。


「グローバル・スタイル」では来春1月半ばから「早割」セールを始めますので。



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