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感性訴求型消費のブランディング
「感性訴求型消費」という言葉は
ここ数年前からよく言われてきました。

ようするに、ユニクロなどの
「価格訴求型消費」に対して言われる言葉です。

今日も大阪本町にあるグローバルスタイルという
オーダースーツショップの社長と
食事に行っているときに
「感性型消費」についての話で盛り上がりました。
http://www.global-style.jp/



アパレル業界の近頃の傾向は
「ファストファッション」です。

低価格商品を中国、ベトナムなどで生産し、
大量に販売する手法です。

しかし、この手法は
資本力のある大手ブランドにとって
有利かも知れませんが、
資本力のない中小のアパレル企業にとっては
メリットの少ない戦略です。

例えば、ドライブがブランディングを担当している
上記のオーダースーツショップである
グローバルスタイルのような小さな販売店のケースでは
低価格商品の販売は
かなりリスキーなビジネスとなります。

そのため、グローバルスタイルの社長は
あえて、趣向性の強い「オーダースーツ」という品目に
フォーカスし、ある程度所得に余裕のある層をターゲットとした
「感性型消費」を目的とした事業スキームを描きました。


この場合の顧客は
「ファストファッション」のような
低価格志向の若年層ではなく、
比較的、所得に余裕のある30才オーバーの
顧客をターゲットとしています。

現在のようなデフレ色の強い世相では
中小企業は
低価格商品の扱うよりも、
リッチ層をターゲットにし、
その層にとってお得感のある商品提案をすることが
オープン1年目にして、
当初の売上げ目標を軽くクリアーするようになり、
この戦略が正解であることを
グローバルスタイルでは実証しています。


かつて、14世紀にイタリアでペストが流行し、
人口が半分以下となったとき。
庶民にガラス食器を販売していた
ベネチアなどの製造業者は
一気に顧客を失い、
自分たちの事業を存続させるために、
高価格製品を製造し、
王侯貴族に販売するスタイルにシフトしました。


この例を日本で考えると、
小ロット製品に価値付けをしっかり行い、
高所得層に販売することで
収益構造を安定させるのが
重要となっているのです。


それをするためには、
イメージ戦力をしっかり行い、
むやみな安売りを行わないず、
感度の高いターゲットに対し、

「高品質の商品がお得に手に入る」

「感性訴求」をしっかり行うことが
必要となっています。



グローバルスタイルの成功例は
その「感性訴求」を忠実におこなってきたことによると
僕は考えています。


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