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デザインで会社をめっちゃ面白くするブログ!!::世界に冠たる日本のモノ作り
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世界に冠たる日本のモノ作り
昨日、クライアントの方と
岐阜県にある生地工場に行ってきました。

今回、オーダースーツを販売するクライアント先の
次年度に向けた商品開発のための資材を調達するためです。

名古屋から40分ほど離れた場所にある
今回訪れた生地工場は社歴がなんと“100年”もある会社です。

RIMG0674.jpg


現社長で5代目ということですが
社屋は昭和7年に建てられた
とてもレトロな建物で機械類も
驚くほどレトロな物ばかりでした。

この工場が生地の製造に使っている機械は“ションヘル”という
今では日本国中に2台しかないという
とても希少性のあるものです。

RIMG0696.jpg

RIMG0676.jpg

RIMG0679.jpg

RIMG0681.jpg


製造工程は
ほとんど手作業の織機に近い物でした。

RIMG0683.jpg

RIMG0685.jpg

この機械が作り出す生地は
現代の織機では再現できないような
風合いと“こし”があります。

RIMG0690.jpg

なんと言っても社長が自慢していたのは
“ションヘル”で織った生地で作ったスーツは
「絶対にシワにならない!!」と言い切るほどの仕上がりです。

そして、僕が最高に驚いたのは
この工場が生地を提供している先には
DiorやCHANEL、ジル・サンダーといった
ビックメゾンが含まれていると言うことでした。

RIMG0697.jpg

先方がわざわざ岐阜の田舎町まで訪れ
生地の発注をしているのだそうです。


ヨーロッパには優れた素材が沢山あるにもかかわらず、
本場以上の品質をこの工場で作ることができるということです。

RIMG0668.jpg


なんかとても懐かしい機織りの音で
織られた生地たちが
世界のステージに上がっているなんて
素晴らしいことですね。

僕は改めて日本のモノ作りの底力を感じさせられました。

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