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デザインで会社をめっちゃ面白くするブログ!!::コーチングって「すごい仕事!!」
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コーチングって「すごい仕事!!」
先日、打ち合わせでコーチングの先生にお会いしました。

すごく、上品な女性のコーチングの先生でした。

その先生は長年
人材マネージメント関係の管理職をされていましたが
思うところあって、
独立起業されました。

僕は、コーチングの先生に
マンツーマンでお会いするのが初めてで
最初はかなり緊張しましたが
さすがにプロのコーチングをされているだけに
しばらく話していると
リラックスしてお話が出来るようになりました。



その先生から
以前、とある女子大学で講義をされた時の
感動的なエピソードを聞きました。



最初に大学から
講義を依頼されたときに
担当者が

「生徒数は90人ほどですが、ちゃんと聞いているのは
前列の30人ほどですので
あまり気にせず行ってください」

と、前振りされました。

しかし、先生はプロのコーチとして
必ず、90人の学生が納得する講義をしようと
心に決めて教壇に立ちました。

全員との距離を近づけるために
マイクもピンマイクにして
教室の中を移動しながら講義を行いました。

その甲斐もあって
ほぼ全員が先生の講義に釘付けとなりました。

そして、生徒達に
講義を通して感じたことを
発表する場を設けました。

先生はある生徒を指して
発表させることにしました。

しかし、その生徒はうつむいて
いつまでたっても
発表しようとしなかったので
しかたなく、他の生徒に発表させました。

その日の講義は大好評で終了し、
また、来年同じ頃に出会う約束を生徒達と交わして
先生は教室を後にしました。



それから、一年後
先生は再び同じ教壇に立つこととなりました。

そこには、一年前に
発表の出来なかった例の女学生もいましたが
その日の彼女は
一年前と少し違って見えました。

先生は、試しに
もう一度、その生徒に発表をさせることにしました。

すると、一年前に
うつむいていた彼女が
教壇に立ち、恐る恐ると
自分の話をみんなに向かって始めました。


「私の家は
すごく、お金がありません。

でも、大学に行きたくて
なんとか入学することができました。

お母さんが一所懸命働いて
私と弟の学費を作ってくれています。

私も毎日アルバイトをして
生活費や学費の足しにしています。

でも、みんなと一緒にいると
たまには、お茶をしに行ったり
飲み会に行ったりしたくて
仕方がありません。

でも、実家の母親のことを思うと
とてもそんなことにお金を使う気になれません。

だから、そんな気持ちを
押さえるために
できるだけみんなとの距離を置こうと
思うようになりました。

でも、先生の話を聞いて
今日は、その気持ちをみんなに話す
勇気が持てました。

なかなか、みんなと一緒に
遊びにいけませんが
たまには誘ってみてくださいね」


少し、涙を浮かべながら
教壇でほほえむ彼女の姿を
学生達はじっと見つめ、

しばらくすると
教室中に拍手がわき起こったのでした。




僕は、コーチングのことを
詳しく知りませんでしたが
先生の話を聞いて
とても素晴らしい職業であることを知りました。


人生、素晴らしい人と
素晴らしい話があるからやめられない!

と、強く感じた出来事でした。
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