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物語をデザインできないアパレル業界の悩み
僕は世の中の流れを考えるときに
ファッション業界の動向を観察するようにしています。

例えば、飲食店であっても自動車業界であっても
その時々の趣味趣向に逆らう訳にはいきません。

たとえ、自動車業界が基幹産業であると言っても、
若者達が車を買わない時代ではどうすることもできないのが
現状です。

その若者達の動向を測る鏡が“ファッション”です。

WWD(ウィメンズ・ウェア・デイリー・ジャパン)5月24日の記事、
「メンズセレクトショップ特集」で、
最近のセレクトショップの動向が取材されていました。

その内容を見ると
ユナイテッドアローズ、BEAMS、ジャーナルスタンダードなど、
有名セレクトショップは服屋というよりは雑貨屋さんのような
雰囲気になっています。


BEAMS.jpg


JOURNAL.jpg


その原因はファストファッションの影響により
いわゆる“服”がオーラを持てなくなり、
高額商品が売れないので、
周辺商材で利益を取らざる得なくなったのです。

ファッション業界は
ファストファッションによって物語を失い、
コモディティー化(消費物化)が急速に進みました。

そして、この流れは
ファストファッションに全ての責任があるのではなく、
ラグジュアリーブランドにも大きな責任があります。

なぜなら、ラグジュアリーブランドが巨大企業の傘下となり、
まるで投資産業のようになったことで、
かつてのココ・シャネルのような天才デザイナーよりも
トムフォードのようなビジネスマンを
重用するようになり、
「物語」作りを行わないようになったからです。

そして、市場はファッションの中の「物語」を重要視しなくなったことで
ファストファッションが生まれやすい土壌を創り上げたのでしょう。

ファストファッションの製造拠点はインドネシアや中国の
縫製工場です。

ブランドは違えど、同じ工場で製品を作っている状態。

そうして、生産されたステレオタイプの衣料品に
消費者が興味を持たなくなり、
今頃になって、ファッション業界が物語の重要性を
あらためて感じているのが現状です。


かつての産業革命を思わせる出来事です。


ファッションやインテリアが貴族特有の文化であったのが
産業革命により粗製濫造された工業製品により
社会の“物”に対する価値観が急激に損なわれました。


その失われた価値を取り戻そうと
イギリスのウィリアム・モリスは「アーツ&クラフト運動」を
行いました。


100年以上の時間を経て、
かつての産業革命時代の再来を
今に経験しているような気がします。

そして、ウィリアム・モリスの「アーツ&クラフト運動」のように
新たな“物語”が重要視される時代になろうとしていることも
強く感じる今日この頃です。




もし、企業の物語作りにお悩みの方は「DRIVE」まで!!





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小粋に気の利いた“デザイン”
先日、知り合いの社長二人と
新地にある斗々屋に行ってきました。

ミシュランで星二つをとったお店です。

斗々屋.jpg

最近まで、こみこみだったそうですが
少し、ミシュラン熱が冷めたのか
予約をすれば入れるようになりました。

僕は初めてでしたが
京都の先斗町に来たような気分にさせてくれるお店です。
(お店の名前の由来かも!!)

料理は女将さんお任せのコースでした。

meishi.jpg

とても上品な味付けでおなかいっぱいになりました。

なんて、食べログを書くつもりはありません。


そこで、デザイナーアイが見つけたのは
写真のものです。

なんだかわかりますか?

爪楊枝2.jpg

とっても小さな扇子です。

この扇子の柄を引っ張ると…

爪楊枝1.jpg

なんと、爪楊枝!!


あっまり可愛いので事務所に持って帰りました。
(ネタにするために…)

よく、凝ったショップカードやら名刺やマッチを
作っているのを見かけますが

こんなに凝った爪楊枝を見たのは初めてです。

すごくニッチなデザインに感動しました。



人は少し真剣に考えるだけで
いろんなアイデアがわきでるものです。

小さいながら勉強になった出来事です。




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デザインイノベーションとは?
今日はデザインイノベーションの
とても分かりやすい事例をご紹介します。

写真はdysonの「air multiplierエアーマルチプライヤー」とう製品です。

ようは扇風機です。


dyson1.jpg

「え、扇風機なのに羽根がないの?」

そうです。それこそがデザインイノベーションです。

僕たち凡人は「扇風機=羽根がある物」というイメージがあります。

ところがdysonの扇風機には羽根がありません。
どうやって、風を送るのかというと
輪っかのまわりに小さな風口があり
その穴から強い空気が送られて
輪っかの中央に押し出され
中央でぶつかった空気が前面に押し出されるのです。

僕のイメージでは
扇風機とは羽根があって
その羽根を子供がさわると危険な物というイメージがありました。


世間で言う電機扇風機の発明者は
アメリカのニコラ・テスラだと言われています。
日本の明治時代のことです。

それから、扇風機は100年以上
ほとんどのカタチを変えずにいました。

そのうち、エアコンなどが現れ、
世の中で扇風機の必要性が薄れてきました。
たぶん、ほとんどの人が
扇風機が進化するなんて考えなかったのではないでしょうか?

そんな中、dysonは真っ向から扇風機の問題に取り組み、
常識であった「扇風機の羽根」を取っ払った
全く新しい扇風機を作りました。

この扇風機は近頃のエコブームと、
小さな子供がいる家庭の“健康”と“安全”という
ニーズを満たし売れています。

dyson2.jpg

dyson3.jpg


dysonの「air multiplierエアーマルチプライヤー」は
扇風機のイノベーションという枠を超えて、
当たり前と思われていた事がイノベーションによって
全く新しいニーズを生み出す可能性があることを
僕に勉強させてくれました。




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デザインしないデザイナーの一日
昨日、メビック扇町の所長堂野さんに誘われ、
graf服部滋樹さんらとの飲み会に参加しました。

たいして飲んでなかったつもりですが
濃いいメンバーと飲んだせいか
今朝は9時まで起きることができませんでした。


そんなフラフラな中、デザイナー芦谷の一日をご紹介します。


最初の打ち合わせは
14時から天才プログラマー、コネクトフィールの代表武村さんと
http://www.connectfeel.com/
同志社大学研究員の中村さんとの
海外向け国内製造業紹介サイトの打ち合わせでした。

中小企業製造業のコンサルタントを行っている中村さんは
高い技術力を持っている日本の製造業の問題点は
自社PRにあることを痛感し、
特に海外のクライアントに対するアピール力の弱さを補うために
国内製造業のための多国籍言語サイトを作りたいという
オファーがDRIVEにありました。
それを今回プログラマー武村さんとともに開発にすることとなりました。

担当ディレクターはDRIVEの越智くんと植木くんです。

今回のミーティングでは
サイトのデザインを考える前に
数十社の製造業の訪問し調査することになりました。


その後、18時から
ブランディングを担当している
オーダースーツショップグローバルスタイル様を訪れ、
新製品のサンプルチェックに行きました。

今回、体育会系の人を対象にした
大型ガッチリタイプのスーツを開発しました。

モニターとして、上記の中村さんにお願いしました。

中村さんは元、名門同志社大学ラグビー部のプロップを務めていた巨漢。
今回のモニターにぴったりでした。

巨大なスーツですがとてもドレッシーな仕上がりでした。


その後、20時30分から
大手美容グループK-TWOの入社案内作成のための
新卒の若いスタッフにインタビューを行いました。

美容学生が激減している昨今、
関西ナンバーワンサロンのK-TWOにおいても求人は
重要課題です。
K-TWOの未来を担う、大切な人材を集めるための
責任の重い、入社案内作成です。
7月頭の納品予定で
あまりに時間がありませんが
スゲー入社案内を企画中です。


取材が終わったのが10時半、
うっとうしい天気のせいもあってヘロヘロになりました。



まるでデザインをすることのないデザイナーの一日でした。





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ジュース発電
今日の日経新聞に
ジュースで発電して走るおもちゃを
タカラトミーとソニーが共同開発しました。



ジュース発電.jpg



ソニーはジュースを燃料にできる「バイオ電池」の新型を開発し、
従来の2倍の10ミリキロワットを発電することに成功し、
その電池を動力にした自動車をタカラトミーが開発しました。

ジュース500ミリリットルには
単三電池92本分のエネルギーが理論的にあるそうです。


なんか、この話を読んで、
子供の頃に読んだ赤塚不二夫の漫画を思い出しました。

どんな漫画家は忘れてしまいましたが
とあるマッド・サイエンティストが
オシッコをジュースに変換する機械を発明し、
体に装着して自分のオシッコから作ったジュースを
人に飲ませるという話です。

そのうち、機械の調子が悪くなり、
ジュースに変換されないオシッコを人に飲ませて
大騒ぎになったりしました。


汚い話で申し訳ありませんが、
ジュースをエネルギーにする話を見て、
僕は、つくづく創造力が重要な時代であることを感じています。

昔だったら人にバカにされるような創造力が
今の時代にはとても貴重な財産となってきているのではないでしょうか?

昔から妄想癖の強い僕にとっては
とても幸せな世の中になってきた気がします。





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