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デザインで会社をめっちゃ面白くするブログ!!
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出版業界のデザインイノベーション
最近、ブランディングを依頼されている
オーダースーツショップの参考資料を買うために、
本屋さんに行ってきました。

表紙.jpg


僕はデザイン関係の資料は
主に洋書を買うのですが、
近頃の洋書価格の安さには驚きました。

確かに円高ドル安ということもありますが、
基本的な価格設定が
昔と比べて余りにも安いのです。

何年か前ならば、
デザイン関係の一番安い洋書でも
3〜4千円はしました。

ところが、今日買ったデザイン書は
一冊、たったの1500円。

表4.jpg

思わず、何冊か大人買いしてしまいました。


一昔前ならば安い洋書は
版権の安い時代遅れの再版ばかりと決まっていましたが
今回買った本は、
最新の情報が満載でした。

写真のクオリティーも高く、
セレクトされているデザイン事例も
かなりハイクオリティーな内容ばかりです。

本文1.jpg

本文2.jpg


にもかかわらず、
低価格な理由は
やはり、中国製ということでした。

しかし、印刷品質は日本やアメリカの印刷技術と
ほとんど遜色のない仕上がり。

こんなところでも「中国恐るべし」という感じです。


中国製だけではなく、近頃ではインドネシアやヴェトナム、インドなどの
製品の品質は先進諸国と大差ない状態となってきました。

僕は出版業界にも訪れているデフレの波を
感じずにはいれませんでした。


こうやって、物の価値はどんどん安くなっていくのですね。

これからいったい何の価値が重要視されるのでしょうか?


それは、「コンテンツ」の価値ではないでしょうか?


今回、僕が購入した本も
とても優れた編集とデザインです。


この先、出版業界は電子化の流れを控えています。

そうなると、印刷すら必要の無い時代となります。


すると、人々は「本」を買うのではなく
空気のような「コンテンツ」を購入する時代となるのです。


昔のように素材が高いとか、
加工が高いとか言う理由で
商品価格を高くすることが出来ない時代となっています。


今後、出版業界だけではなく、
“デザイン”や“コンテンツ”の価値を
あらためて重要視する時代となってきましたね。





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老舗企業のデザイン・イノベーションを「カモ井テープ」に見る
先日、このブログで紹介した「カモ井テープ」に興味を持ち、
もっと知りたくなって「カモ井加工紙の87年“粘着の技術”」という
本を買いました。

粘着の技術.jpg

「カモ井」は“ハイトリ紙”を製造する会社として
大正12年に岡山倉敷市で創業しました。

当時、蠅は伝染病を媒介するといわれ、
駆除の対象でした。

そのころ、蠅取り紙はドイツやアメリカからの輸入品で
高価なために富裕層しか買うことが出来ませんでした。

そこに目を付けたアイデアマン創業者の鴨井利郎氏が
低価格で高品質の“ハイトリ紙”を開発し、
大ヒット商品としました。

ハイトリ紙.jpg

その後、太平洋戦争などで、
経営の危機を何度も経験しながら、
創業者のアイデアでそれらの危機を何度も乗り越えてきました。

そして、1962年から現在の粘着テープを
製造販売するようになりました。

「カモ井」という会社のとてもユニークな所は
新しい仕事を内部、外部関係なく
やる気のある人に任せてしまうことです。

「粘着テープ」も元々は
大阪でテープ製造会社の工場長をしていた人が
「カモ井」の技術に興味を持ち、
元の会社を退職し、「カモ井」に入社し、
「粘着テープ」の開発を一から十まで行い
成功させました。

マスキングテープ.jpg


前回のブログで紹介した
お洒落な粘着テープも、
元々、工業用であったマスキングテープに興味を持った
東京のデザイナーが「カモ井」本社を訪れ、
小ロット多品種で、お洒落なテープを作れないかという
要望を聞き入れ、
そのデザイナーをアートディレクターとして起用し、
開発された商品です。

「カモ井」という会社は
“物”に考え方が偏りがちな製造業の世界にありながら、
常に情熱的な人に視点を向け、
その人の考え方を積極的に企業姿勢に取り入れることで
成功し続けているのです。

上記のデザイナーによる商品開発も
普通の紙のように色が乗らない粘着紙に
幾度もの試作を繰り返し、
美しい色出しに成功したことで
若い女性達に人気がでたのです。


よく、製造業の人たちは
「それはダメ、あれはダメ」と言って
自分たちの技術の枠を離れようとしません。

しかし、市場は「人」で成り立っているのです。
「物」から視点を離し、「人」に目を向けることで
イノベーションが実現できることを「カモ井」は実証しています。

デザイン・イノベーションとは、
単純に美しいデザインを作ることではなく、
中心の部分を大切にしながらも、
市場のニーズに挑む“組織改革”だと僕は考えています。



それが、老舗企業が生き残る秘訣かもしれませんね。


世界市場.jpg

mt.jpg
ヨーロッパの展示会で大好評のカモ井の「mt」シリーズ




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カモイテープのデザインイノベーション
岡山にある「カモ井加工紙株式会社」の
デザインイノベーションはとてもユニークです。

http://www.kamoi-net.co.jp


「カモ井加工紙株式会社」創業が大正12年という老舗企業で、
かつてハイトリ紙という蠅を捕る粘着紙の製造からスタート、
その後「マスキングテープ」などを製造してきた会社です。

「マスキングテープ」とは、塗装などの際に
汚してはいけないところを保護するためのテープで、
通常、白色や茶色の油紙のような素材でできています。

僕は大学で版画を専攻していましたので
シルクスクリーン印刷などを行うときに
「カモ井テープ」のお世話になりました。

そんな、日陰的な商材を製造していた「カモ井」が
近頃、若い女性達の間で人気ブランドとなっています。

製造している商品自体は
相変わらず、粘着テープなのですが、
その表面にお洒落なグラフィックをほどこしたり、
とてもポップなカラーリングにしていたりして、
プレゼントのラッピング用などに使用されています。

ホームページも
「mt」という別のブランドラインを作って、
とてもかわいらしいデザインです。

http://www.masking-tape.jp


カモイテープ1.jpg

カモイテープ3.jpg

カモイテープ4.jpg


よく、老舗メーカーが気まぐれでデザイナーを起用して
一瞬オシャレっぽく商品開発を行う場合がありますが
「カモ井加工紙株式会社」の場合、
本格的な企業理念をエコロジーにおき、
化学的な素材を使わずに、和紙を種素材とした伝統的な技法で
デザイン性豊かな粘着テープを製造したことが
ヨーロッパなどでも話題となり、
爆発的な売上げを築くようになりました。

「デザイン」とは、「カタチ」を作るだけの役割ではなく、
「デザイン」によって「企業価値」が変わることを
とても実証している事例と言えるでしょう。



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プレゼンテーション用のカンプ作成中!!
今日は朝から、
西日本最大手の美容室グループK-twoエフェクトさんの
入社案内を作成中です。

本年度は昨年DRIVEで作成した入社案内を
部分修正して使用する予定でしたが、
急遽、社長の“鶴の一声”で
新しく作り直すことになりました。

予算的には問題ないのですが
何分、締切が…

7月頭に使用する予定となっています。

今週、金曜日に社長へのプレゼンがあるので
朝から、YUMIちゃんが
カンカンになってボックス形状のカンプを作成しました。

とても素晴らしい出来上がりです。


明日、明後日と
ページ構成の企画書と
中身のカンプの作成です。

ハラハラ・ドキドキの毎日です(^_^;)


カンプ作成0.jpg

カンプ作成1.jpg

カンプ作成2.jpg

カンプ作成3.jpg

カンプ完成.jpg

本命.jpg
こちらは本命のカンプです。今はまだ、社外秘!!
でも、すごーくユニークな入社案内です。





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デザインイノベーションの時代-2
アップルの時価総額が
この26日にマイクロソフトを抜き、
アメリカ第一位の石油大手エクソンモービルに続いて、
第二位となりました。
エクソンの時価総額約2786億ドル。
アップル約2221億ドル。
MSは約2192億ドル。


MJ1.jpg

apple.jpg



2001年に一度は倒産かといわれたアップル。

スティーブ・ジョブスの蛇のようなしつこさで、
ついに宿敵マイクロソフトを足蹴にしました。

巷ではi-padが好調な売れ行き。
携帯に次ぐ、新たな移動端末となりつつあります。


この日曜日の朝のニュース番組では
アップルの成功は「デザインイノベーション」にあると
しきりに言われていました。

この「デザインイノベーション」とは、
単純にプロダクトの格好良さを言うのではなく、
優れた製品を生み出すための
組織構造や社員の考え方、
そして、市場をデザインするという
新たな概念としての「デザイン」という考え方が
アップルを代表するように生まれ、
それが、企業経営に無くてはならない考え方に
なっていることを象徴しています。

僕と共にデザインファームを立ち上げた
藤井先生の言葉を借りると、

「アップルの熱狂的なファンはいても、
パナソニックや東芝の熱狂的なファンはいない!!」

このアップルの状況こそ
「デザインイノベーション」の成果に他なりません。


僕たちも、6人の異能が集結し、
日本唯一の「デザインファーム」を立ち上げ、
日本に「デザインイノベーション」の風を吹かせていくつもりです。





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