出版業界のデザインイノベーション
2010-06-05 19:22:29 (14 years ago)
最近、ブランディングを依頼されている
オーダースーツショップの参考資料を買うために、
本屋さんに行ってきました。
僕はデザイン関係の資料は
主に洋書を買うのですが、
近頃の洋書価格の安さには驚きました。
確かに円高ドル安ということもありますが、
基本的な価格設定が
昔と比べて余りにも安いのです。
何年か前ならば、
デザイン関係の一番安い洋書でも
3〜4千円はしました。
ところが、今日買ったデザイン書は
一冊、たったの1500円。
思わず、何冊か大人買いしてしまいました。
一昔前ならば安い洋書は
版権の安い時代遅れの再版ばかりと決まっていましたが
今回買った本は、
最新の情報が満載でした。
写真のクオリティーも高く、
セレクトされているデザイン事例も
かなりハイクオリティーな内容ばかりです。
にもかかわらず、
低価格な理由は
やはり、中国製ということでした。
しかし、印刷品質は日本やアメリカの印刷技術と
ほとんど遜色のない仕上がり。
こんなところでも「中国恐るべし」という感じです。
中国製だけではなく、近頃ではインドネシアやヴェトナム、インドなどの
製品の品質は先進諸国と大差ない状態となってきました。
僕は出版業界にも訪れているデフレの波を
感じずにはいれませんでした。
こうやって、物の価値はどんどん安くなっていくのですね。
これからいったい何の価値が重要視されるのでしょうか?
それは、「コンテンツ」の価値ではないでしょうか?
今回、僕が購入した本も
とても優れた編集とデザインです。
この先、出版業界は電子化の流れを控えています。
そうなると、印刷すら必要の無い時代となります。
すると、人々は「本」を買うのではなく
空気のような「コンテンツ」を購入する時代となるのです。
昔のように素材が高いとか、
加工が高いとか言う理由で
商品価格を高くすることが出来ない時代となっています。
今後、出版業界だけではなく、
“デザイン”や“コンテンツ”の価値を
あらためて重要視する時代となってきましたね。
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近頃の洋書価格の安さには驚きました。
確かに円高ドル安ということもありますが、
基本的な価格設定が
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デザイン関係の一番安い洋書でも
3〜4千円はしました。
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一冊、たったの1500円。
思わず、何冊か大人買いしてしまいました。
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版権の安い時代遅れの再版ばかりと決まっていましたが
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写真のクオリティーも高く、
セレクトされているデザイン事例も
かなりハイクオリティーな内容ばかりです。
にもかかわらず、
低価格な理由は
やはり、中国製ということでした。
しかし、印刷品質は日本やアメリカの印刷技術と
ほとんど遜色のない仕上がり。
こんなところでも「中国恐るべし」という感じです。
中国製だけではなく、近頃ではインドネシアやヴェトナム、インドなどの
製品の品質は先進諸国と大差ない状態となってきました。
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感じずにはいれませんでした。
こうやって、物の価値はどんどん安くなっていくのですね。
これからいったい何の価値が重要視されるのでしょうか?
それは、「コンテンツ」の価値ではないでしょうか?
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とても優れた編集とデザインです。
この先、出版業界は電子化の流れを控えています。
そうなると、印刷すら必要の無い時代となります。
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空気のような「コンテンツ」を購入する時代となるのです。
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