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原点回帰。そして、「デザイン」。
「原点回帰」というキーワードをよく耳にします。

実は、先日お話したデパートの企画書も
「原点回帰」をキーワードにしました。



辞書で「原点回帰」を調べると

自分が原点であると思った場所に帰ること。初心に戻ること。


という意味となります。


世に中がインターネットなどにより、
情報氾濫の時代となり、
頭でっかちな知識が中心となり、
本当に自分自身で経験した知識が
ないがしろにされています。

そのような中、いろんなサービスや商品に
付加価値が加えられすぎ、
本来の目的が見えなくなっています。

携帯電話一つとっても、
ビジネスユーザーにとって、
スマートフォンのような多機能型携帯は
重宝されますが、
高齢者や子供や
電話とメール機能ぐらいしか使用しないユーザーにとって
スマートフォンはあまりにも使い勝手の悪い製品です。


これは、携帯電話に限ったことではなく、
ホテルやデパート、銀行や学校など、
様々な分野において
本来、何のためにそれぞれが存在しているのかが
中途半端なサービスを付加しすぎて
分からなくなってきています。

そのような状況を
あらためて見直す必要を多くの人が感じ始め、
「原点回帰」
というキーワードが目立つようになっているのではないでしょうか?



しかし、「原点回帰」といっても
単純に“懐古主義”に過去に立ち返るのは
間違っています。

今、求められている「原点回帰」とは、
物事の“本質”を今一度見つめ直し、
その上で、現代にマッチしたことを
新たに再構築していくことではにでしょうか?

そして、その再構築をするときに
見つめ直さなければ行けないのが
「人」を中心とした考え方です。

世の中のサービスや製品は
ロボットに向けて行われてるのではないのです。
常に「人」に向けて行われているのですから。

だから、無機質な「システム思考」では
意味が無いのです。

そのような考え方における
再構築に無くてはならないのが
「デザイン思考」です。

「デザイン思考」を用いた
再構築こそが新時代のカタチとなっていくと
僕は信じています。



吉岡徳仁.jpg
吉岡徳仁がデザインした「iida」の新機種「X-RAY(エックスレイ)」は
“原点回帰”をテーマにデザインされている。
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コンペに勝つ!!
すごくうれしいことがありました!!

実名を出せないのがとても残念ですが、

京都のとある老舗ディスプレイ会社から
これまた中部地方の老舗百貨店、
全館改装計画コンペティションのための
企画書を1週間というタイトなスケジュールで依頼されました。

やっとのことで仕上げた企画書を
老舗ディスプレー会社のディレクターの方が
先週末プレゼンテーションされました。

kikakusho.jpg



その方から今朝、電話がかかってきて、


「おおかた、弊社で内定いただきました。
他社と比べてダントツの評価だったそうです!!」


という連絡をいただきました!!!!!!!!


今回のコンペは3社競合で
我々が依頼を受けたディスプレー会社以外は
無く子も黙る大企業。


大企業を相手に大型案件にもかかわらず、
奇跡的な大勝利です。


すごくタイトなスケジュールながら
DRIVEメンバー全員と老舗ディスプレー会社の方々の
情熱と才能で獲得できた勝利です。


あんまり、うれしかったので
匿名だらけのブログで申し訳ありませんが
お知らせさせていただきました。
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老兵の死
今日、父方の叔父が亡くなりました。


享年85歳でした。



僕が子供のころ
この叔父の家になんども泊まりに行き、
従兄弟とゲーム三昧の日々を過ごしていました。


この叔父は
陸軍幼年学校から
陸軍航空士官学校を卒業した人で、
子供時代によく軍隊の話を聞かせてくれました。

陸軍幼年学校.JPG

どこか、軍人ぽい粗雑さを感じさせる叔父に、
少々怯えながらも
軍隊時代の話を興味深く話を聞いていました。


その叔父の葬式に
2人の陸軍航空士官学校同期の方がいらっしゃり、
棺の出棺前に
士官学校校歌と
同僚を失った時に歌う歌を
参列者を前に歌ってくれました。

静かな式場のなかに、
隆々と響く歌声が、
かつての時間を蘇らせ、
叔父さんと過ごした時間を
思い出させてくれました。


霊柩車で運ばれていった
「老兵」の後ろ姿を
静かに見送る昼下がりでした。


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カリスマ美容師に聞くデザインの未来
昨日、とある大手カリスマ美容室のスタイリストの方と
かれこれ12年間継続している
クリスマスカードの打ち合わせをしてきました。


僕は毎年、彼とクリスマスカードの打ち合わせをワクワクしながら
挑んでいます。

なぜなら、日本で5本指に入る美容室の幹部である
彼のすごく面白い世界観を
毎年ヒヤリングすることができるからです。

僕は彼との打ち合わせの中で
その年のテーマを決めてきました。

まるで、宗教家のような
彼の言葉から現れるキーワードは
毎年、的確に世相を射貫いています。


今年のテーマは「ルールとアナログ」です。


そのテーマの意味は
世の中がどんどんデジタル化していき、
家にいながら買い物やコミュニケーション、
勉強などなんでもできてしまう時代。
美容室のようなアナログ業に求められているのは
お客さんの要望を「100%満たすサービス」だということです。

今の人は
インターネットなどで
膨大な量の情報にあびているので
自分に「ピッタリ」でないと
満足できなくなっています。


昔ならば、情報が少なかったので
少しぐらい不満があったとしても
がまんしていました。

しかし、最近のお客さんは
少しでも嫌なことがあると
すぐに新しい店に乗り換えてしまいます。

そんな移り気なお客さんの気持ちを満たすためには
「100%の満足」を提供する必要があるというのです。

僕はその不可能にも近い
課題をクリアーするためには
いったいどうすればいいのかと彼に聞くと。

彼は
「社内にルールをつくることです」
と言いました。


そのルールの内容を聞くと

「規則ではなく、人の才能を自発的に高めるためのルールが必要です」

と答えました。

具体的なルールの一例を聞くと、

“やる気の無さが態度に出たスタッフは即刻帰宅させる”

というルールだそうです。


お店の中でがみがみ怒るよりも
「退場」という罰をあたえることで
自分を軌道修正する方法を
自分で考えさせる“ルール”を作るのです。


ただ、それにしても
100人100様のサービスを満たすことは
並大抵なことではないように感じました。

しかし、彼に言わせると
「難しく考えれば難しくなるし、
簡単に考えれば、簡単になる。

今の顧客は我が儘なようで
よく観察すると
わがままを10通りぐらいに分類できる、
その10通りをマスターすると
大抵の顧客を満足させることができる」

彼はDNAを例にして
そのことを僕に語ってくれました。

「僕も詳しくは知りませんが
DNAはたった6種類の要素でできています。
その6種類の組み合わせがいろいろと変化し、
世の中を複雑に見せています。
しかし、複雑に見えることを紐解いていけば、
以外とシンプルな構造から何事も成り立っています。

そのシンプルな構造を理解しさえすれば
ほとんどのケースに当てはまるのではないでしょうか?」

彼が言うところの
もう一つのルールとは
DNAの構成要素のような
あらゆる構造を司っている
原点となっているルールのことだそうです。

DNA.jpg


こうして、2010年のお題を与えられた僕は
彼との打ち合わせに感動しながらも
難しい課題に頭を悩ませることとなりました。



そんな僕の表情を察したのか、
彼が別れ際に僕に言った言葉は

「人生は課題のシャワーを楽しむこと」でした。

課題のシャワーを堪能させていただきます…
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本日、東大阪市のシンポジウムに参加しました。
先ほど、東大阪市の主催するシンポジウムに参加してきました。

東大阪の製造関係の方々とデザイナーを
マッチングさせ、新たなビジネス展開を模索するという趣旨でした。

シンポジウムの最初に
僕が製造業がデザイナーとのコラボレーションにより
成功した事例として、
この夏に同志社大学の中村さんと一緒に取材させていただいた
「いいちこ」で有名な三和酒類の事例をお話しさせていただきました。

三和酒類の事例は
かなりリアリティーあるお話しでしたので
行政側からは賛否両論かと思いましたが、
現実を理解して頂きたかったのでお話しさせていただきました。

その後、4社のデザイン会社さんが
それぞれの事業について製造業の方々を前に
プレゼンテーションされました。

とても興味深いお話しばかりでしたが、
正直、僕的には主役不在の感じがぬぐえませんでした。

その主役とは
製造業でもなくデザイナーでもなく
もちろん行政でもなく、
我々が手を組んで販売しようとしている
マーケットのことです。

デザイナーや企業にとって今、重要なのは
主従関係とかではなく、
互いに手を組んで
マーケットを創造することです。

しかし、どうしても
製造業主役とかデザイナー主役とかのお話となってしまい、
「互いにマーケットを創造しましょう」
という話にはなかなかいきつけませんでした。


僕が最初に三和酒類のお話しをさせて頂いたのは
デザイナーが偉いとかクライアントが偉いとか言う話ではなく、
中小企業が世界に羽ばたくためには
異業種と手を組み互いに信頼し合って戦うことが
とても重要であると言うことを伝えたかったのです。

まあ、伝わった方には伝わり、
伝わりにくい方には伝わりにくいだけかもしれませんが…



しかし、シンポジウム終了後の懇親会では
以前、僕のセミナーに参加いただいた方々と偶然お会いでき、
とても楽しいお話しができたことは
とてもラッキーでした!!



まだまだ、日本では
業種業界の壁がぬぐえませんが、
僕達が互いに向き合わなければならないのは
そのような壁ではなく
互いのスキルを持ち寄った新たな「マーケット創造」です。


僕は、ただただ皆さんにそのことを伝えなければならないと
強く感じる今日この頃です。
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