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平常心
先ほど、NHKを見ていると
横綱白鵬の特集をしていました。

白鵬2.JPG

白鵬1.JPG

白鵬は70年ぶりの双葉山の69勝に並ぼうとしていましたが、
惜しくも63連勝でストップしました。

しかし、連勝をストップした後も
平常心を取り戻し、
優勝5連覇という快挙を成し遂げました。


少し前に話題となっていた
朝青龍のヒールっぷりと対照的に、
繊細な白鵬は少し地味な存在でしたが、
気持ちを克服し、
連勝に持ち込んだ白鵬の姿は
あんまり相撲に興味の無い僕でさえ、
感動させられました。


NHKの特集番組では
白鵬の身体能力や癖など
多方面に及び科学的な分析が行われていました。

白鵬の瞬発力は
陸上のウサイン・ボルドなみという
驚異的な身体能力を持っています。


しかし、メンタル面での弱さを持っています。


その面で白鵬のトレーナーの分析結果に
とても興味をもてました。

それは白鵬が勝とうと勢いづいた時に限って負け、
平常心を保っている時に、勝っているのです。

そして、平常心を保つためには、
ルーティン(流れ)がとても重要だと言うことです。

白鵬の場合、
立ち会い前に、左足を見て、右足を見てから
相手に挑むと勝つことができ、
そのリズムを失った時に負けているそうです。

僕はこの分析にとても興味を持ちました。

どんな人でも調子が悪くなるとバタバタし、
あらぬ行動に出てしまうものです。
そして、悪い方へとどんどん向かっていくのでしょう。

人は悪い状況になるほど
クールにしなければならないことを
白鵬から教えられました。


白鵬の尊敬した双葉山も
69連勝がストップした場所は
優勝できませんでした。


「負けから相撲を学ぶ」


白鵬の相撲哲学は
あらゆることに共通していますね。

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感性訴求型消費のブランディング
「感性訴求型消費」という言葉は
ここ数年前からよく言われてきました。

ようするに、ユニクロなどの
「価格訴求型消費」に対して言われる言葉です。

今日も大阪本町にあるグローバルスタイルという
オーダースーツショップの社長と
食事に行っているときに
「感性型消費」についての話で盛り上がりました。
http://www.global-style.jp/



アパレル業界の近頃の傾向は
「ファストファッション」です。

低価格商品を中国、ベトナムなどで生産し、
大量に販売する手法です。

しかし、この手法は
資本力のある大手ブランドにとって
有利かも知れませんが、
資本力のない中小のアパレル企業にとっては
メリットの少ない戦略です。

例えば、ドライブがブランディングを担当している
上記のオーダースーツショップである
グローバルスタイルのような小さな販売店のケースでは
低価格商品の販売は
かなりリスキーなビジネスとなります。

そのため、グローバルスタイルの社長は
あえて、趣向性の強い「オーダースーツ」という品目に
フォーカスし、ある程度所得に余裕のある層をターゲットとした
「感性型消費」を目的とした事業スキームを描きました。


この場合の顧客は
「ファストファッション」のような
低価格志向の若年層ではなく、
比較的、所得に余裕のある30才オーバーの
顧客をターゲットとしています。

現在のようなデフレ色の強い世相では
中小企業は
低価格商品の扱うよりも、
リッチ層をターゲットにし、
その層にとってお得感のある商品提案をすることが
オープン1年目にして、
当初の売上げ目標を軽くクリアーするようになり、
この戦略が正解であることを
グローバルスタイルでは実証しています。


かつて、14世紀にイタリアでペストが流行し、
人口が半分以下となったとき。
庶民にガラス食器を販売していた
ベネチアなどの製造業者は
一気に顧客を失い、
自分たちの事業を存続させるために、
高価格製品を製造し、
王侯貴族に販売するスタイルにシフトしました。


この例を日本で考えると、
小ロット製品に価値付けをしっかり行い、
高所得層に販売することで
収益構造を安定させるのが
重要となっているのです。


それをするためには、
イメージ戦力をしっかり行い、
むやみな安売りを行わないず、
感度の高いターゲットに対し、

「高品質の商品がお得に手に入る」

「感性訴求」をしっかり行うことが
必要となっています。



グローバルスタイルの成功例は
その「感性訴求」を忠実におこなってきたことによると
僕は考えています。


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毎日を「物語」として紡ぐ
昨日の日経新聞に
日経フォーラム「世界経営者会議」の記事が載っていました。

その記事の中でユニチャーム社長 高原豪久氏のコメントに
僕は興味を持ちました。


高原氏は創業者高原慶一郎氏のご子息である
2代目社長です。
豪腕創業者から2001年に経営を引き継ぎましたが、
その日々は苦労の連続でした。

社長着任時に5期ぶりの赤字。
減収減益で株価は低迷。

味の素から買収したペット事業は軌道にのらず、
惨憺たる社長業のスタートでした。


そんな辛苦を舐めてきた
高原社長のコメントの大枠は


「カリスマ経営者が一人で企業を牽引する時代は終わった。
トップと経営者がベクトルを集中させて事にあたる
「共振の経営」へ転換させなければならない」


ということでした。

高原社長は社員との協調路線を歩むために、
バースデーメールを社員に送ったり、
中堅、若手社員と積極的に
酒を酌み交わしたりしているそうです。


ユニチャームの関係社員数は6000名以上です。

これだけの社員数がいると
恐らく毎日、誰かの誕生日があるはずです。

また、社員と飲み食いを共にするとなると
社長にとっては命がけの行為です。


一昔前ならば
これだけの大企業ならば
経営者は「王様」のような存在でしたが、
今や社長業は社員の“家僕”となっています。


今、経営者が社員に対して行わないといけないのは
仕事を与えることではなく、
「仕事を通して日々に物語を提供する」ことです。

仕事を仕事としてこなしている企業は
これから発展できません。

仕事によって「日々の物語」を紡ぐ企業こそが
これから発展することができる企業です。





企業はいまに、製品のオーナーというよりも
物語のオーナーになっていく。

ロルフ・ジャンセン 「ザ・ドリーム・ソサイエティ」より





撮影.jpg
みんなでドライブのフリーペーパーを作成中です。
出来上がりが楽しみです!!
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ブランディングの「原理原則」
ブランディングを考えるときによくコンサルタントは
「理論的」要素と、
「身体的」要素の両面から考える必要があるといいます。


「理論的」とは
SWOT分析とかPPMだとか
数値化したデータを元に、
ブランディングを考える視点です。

例えば、アパレルブランドなど
ターゲット層の平均所得を算出し、
1ヶ月に自由になる可処分所得から
価格を設定するなどの場合は
「理論的」なブランド構築となります。

それに対して、
「身体的」なブランディングとは
手触りの柔らかさとか、
持ち上げたときの重量とか
身体的に感じることで
価値作りをする方法です。

例えば、ベンツの扉は
高級感を感じさせるために
わざと重たくしてあったり、
車内に新車の香りを付けてあったりと、
身体で感じるブランディング要素です。

ベンツ.jpg


しかし、本当に重要なのは
「理論的」「身体的」な事の中心となる
商品、サービスの「原理原則」を考えることにあります。


以前にこのブログでも書きましたが、
新潟県にある身障者向けスプーンの製造で有名な
株式会社青芳製作所などは、


「身障者にとってのスプーンとは?」


という「原理原則」を考え抜いたことで、
すばらしいスプーンを開発し、売れています。

結局、ブランディングとは
「原理原則」の上にしか成り立たないということです。




この「原理原則」をクライアントと共に
見つけ出すことこそが、
僕達のドライブの仕事だと考えています。

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デザインセンターでの打ち合わせ
先日、大阪府産業デザインセンターの方と、
来年、1月12日に行われるシンポジウムの打ち合わせをしました。


デザインセンター.jpg


今回のシンポジウムは大阪府が運営している
マッティングブログサイトBMBの会員を限定として、
東大阪市にあるクリエイションコアで行われます。


bmb-oidc-jp.jpg

http://bmb.oidc.jp/


しかし、内容的には
会員限定にするのがもったいない
面白いゲストによるシンポジウムとなりそうです。

司会が中小企業コンサルタントの中島氏、
元大手製薬会社のスピンオフで上場企業の立ち上げなどを
行って来られた方です。

大企業畑にいらしたのに、
なぜか今は中小企業育成に全力を傾けられています。

株式会社エンジニアの高崎氏。
所ジョージオススメ工具で有名な会社の社長さんです。

大阪のプロダクトデザイナー集団の岩田さん。
僕がいつもお世話になっている
へら絞りの吉持さんとコラボレーションしたスツールが
今年のGOOD DESIGNに輝きました。

株式会社サピエンティスト代表の下出氏。

この方は知的財産のコンサルティングをされている方で、
今後、日本の工業製品が世界に出ていくためには
欠かせない仕事をされています。



パネラーとして
僕と共に同志社大学の中村さんも
参加する予定です。


デザインセンターの趣旨としては
今回のシンポジウムは
デザイン活用によって
中小企業が活性化出来る可能性を
探ることができればという
内容となっています。

つまり、あくまで
主役は中小企業であって、
それに対してデザイナーに
何ができるのかという内容です。

よく、デザイナーが中心のシンポジウムでは
「デザインの展望」的なことが語られますが、
僕はデザインというものは
産業構造の一部分の役割だと
常々考えているので
「デザイン」だけを切り分けて
語り合うのは不毛だと考えています。

今回のように
中小企業に対して

「「デザイン」が何の役に立つのか?」

というストレートなテーマのほうが
僕は共感を持つことができます。



そして、僕とセンターの方と
特に意見が一致したのは


「デザインは美術の一部ではなく、
社会学の一部である」


という考え方です。


本来、デザインは
美術の教科書に登場するのではなく、
社会科の教科書に登場するべきです。



日本でのデザインの役割を
もっともっと変えていきたい今日この頃です。

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