昨夜、藤村正宏さんのセミナーに参加しました。

藤村さんは独自のエクスペリエンス（感動）マーケティング
というのを確立されているマーケターです。

夜、7時からのセミナーでしたが
６０人強の参加者が集まり、
とっても熱いセミナーでした。

僕自身も何回もセミナーを行っていますが、
セミナーというよりもライブという感じの
藤村セミナーに感動しました。

藤村さんの持論である、

「「モノ」を売るな！「体験」を売れ！」
という言葉にふさわしいセミナーでした。





こう見えても人見知りの激しい僕は
セミナー修了後、
そそくさとセミナー会場を後にしようと
思いましたが、出口付近で藤村さんが待ち受けていらっしゃり、
思わず名刺交換させていただきました。

その上、僕が持参した
藤村さんのぼろぼろになった著作にサインもいただきました。



とーても勉強になるセミナーでした。

今後、自分のセミナーにも参考にさせていただきます。


藤村さん、ありがとうございました！！



藤村さんの名刺は全部で16ページの冊子状になっています。



名刺一つでも勉強になりました。

オーダースーツショップ「グローバルスタイル」の
神田中央通り店が本日オープンしました。

「グローバルスタイル」は弊社で
一昨年からブランディングを担当させていただいてます。

ついに、念願の東京進出1号店です。

とってもリーズナブルなのに
高品質なオーダースーツが
関西で好評を得ているため、
今回の東京出店となりました。

僕もいろいろとお手伝いさせていただいているだけに
とてもうれしい出来事です。


今回、東京出店にあたって
ドライブではフリーペーパーを提案させていただきました。

従来のような販促広告ではなく、
「グローバルスタイル」の
考え方や品質をお客さんにじっくり理解していただくことが狙いです。

これからはますます広告ではなく“ブランディング”が
大切な世の中になってきていますね！！

先日、熊谷紙器工業の熊谷さんにお会いしてきました。

熊谷紙器さんは大阪生野区にある貼り箱屋さんで、
５５年以上の社歴をお持ちの会社です。

僕達が企画している「サンキューカード」を
箱に入れて販売するために
ご相談させていただきました。

アメリカの有名なカードメーカー「クレイ＆コ」というメーカーが
とても美しい貼り箱にカードを入れているのを見て、
自分たちの商品も貼り箱に入れて販売しようということになったためです。

熊谷さんの工場は
大阪では有名な「フルタ」というお菓子工場の真向かいにあり、
車から降りた瞬間、辺り一面に漂うチョコレートの薫りにビックリしました。

工場の中は、
昔ながらの手作業による製造と
独自に開発された機械貼り製造のラインが置かれていました。










工場見学の後、
打ち合わせのために事務所に案内して頂き、
そこでおもむろに一つの貼り箱を熊谷さんは取り出しました。

それは、「長崎堂のカステーラ」の貼り箱でした。



「長崎堂のカステーラ」は昔、ブリキの箱に入っていましたが、
最近では紙製の貼り箱になっているのです。

熊谷さんはその貼り箱を手にとりながら、

「僕はこの貼り箱が大好きなんですよ、
見て下さい、この全面に印刷された文字。
貼り箱の全面に広告が印刷されているんですよ。

これって、すごく有効な貼り箱の使い方だと思いませんか？

だって、貼り箱ってなかなか捨てられないから
すごく継続的な広告効果があるんですね。

僕達が作っている貼り箱の訴求効果として
最適な使い方だと思っているんです」

とおっしゃいました。



僕は熊谷さんのこの話を聞いて
とても深く感銘を受けました。

世の中、ネット時代となり
ペーパーレスの流れがどんどん強くなっています。

でも、ネットの情報って
人がすぐに忘れてしまう情報なんですね。

熊谷さんが見せてくれた貼り箱のように
大事に持っていて、忘れることの出来ない広告って
意外と今の時代、有効なんですね。


なんでもかんでも合理化する時代、
その合理化に置き去りにされているのが
人間なんじゃないのかなーと考えさせられました。


その後、打ち合わせを終えて、
帰ろうとしたときに熊谷さんが

「チョコレートの匂いすごいでしょう。
夏場なんか、ウチに来たお客さんが顔をしかめるぐらい臭うんですよ。

でもね、僕達はその匂いを全く感じないんです。
慣れって怖いものです。

だから、お客さんがチョコレートお匂いについて
話すたびに“慣れ”に対する教訓にするようにしているんです。

僕達の業界は
良いことも悪いことも慣れきってしまっていて
なかなか改革ができず、
廃業に追い込まれる同業者が沢山いるのです。

いつも自分たちのことを客観的に見る目線を養っていないと
いつか、つぶれてしまうもんだなーって
チョコレートの匂いから考えるようにしているんです」



僕はまたまた熊谷さんの言葉に
感銘を受けました。


学ぶことの多い工場見学でした。


熊谷紙器工業のホームページです。
熊谷さん自身がお作りになった渾身の力作です。

http://a-hako.com/

なんか、久しぶりのブログとなります。

気がつけば２週間ぶり…
怠けすぎました。

言い訳ですが、
なんやかやと忙しい２月でした。

その忙しい中の一つが
昨年度からブランディングを担当させて頂いている
オーダースーツショップ「GLOBAL STYLE」神田中央通り店のオープニング。

この、３月３日木曜日のオープンです。

このたび、東京進出とあって、
「GLOBAL STYLE」の田城社長自ら、
メンズ関係の２０社以上の雑誌社に
プレスリリースをかねて訪問。

今回の東京店にかける意気込みを感じます。

昨年末から
念入りな現場調査、インテリア計画の末、
なんとかオープンにこぎ着けました。

これから、キャンペーンもはじまり、
まだまだバタバタしそうです。



ファサードに船板といわれる船舶で使用される木材を使用しました。






プロセス５さんが短い工期ながら頑張ってインテリアを作りました。



今回販促の一環で使用するGSNEWSというフリーペーパーです。

DRIVEで手がけてきている「GLOBAL STYLE」のサイトもご覧下さい。

http://www.global-style.jp/

今年もバレンタインチョコのリサーチに行ってきました。

以前から申してましたが、
バレンタインチョコのデザインは“世相を映す鏡”です。

デザインのリソースのみならず、
社会状況までもを垣間見ることができます。

いつも僕がリサーチに行くのは
日本一のバレンタインチョコの売上げを誇る
阪急デパート梅田本店。

まだ、バレンタイン前だというのに、
すごい人混みでした。




今年の特徴は
各社のブースのデザイン。

ちょっと撮影できませんでしたが、
CLUB HARIEのブースなんて、
全面ハートだらけで、すごい気合い！！

各社、ブース争いです。

そんな中、あまり大きくないブースながら
人気のあるのが
ベルギーチョコ「ドゥバイヨル」のブース
伝統的なアンティークデザインのパッケージが
高級感とロマンティックで
とっても素敵！！


隠し撮りしたディスプレイの画像…



すごくカワイイ花柄のパッケージ



シンプルなのにクリア箔がキリリと効いています。

僕が感じた今年の傾向は
まだまだクラシックブームといった感じでした。