最近、モバイルWiFiが流行っているので
家電オタクのウエキに調べてもらいました。
彼の調査によると
「b-mobileWiFi」が一番良いとのことで
早速、ヨドバシカメラに買いに行きました。
ところが、EMOBILEとかソフトバンクのPoketWiFiとかは
一目で分かるところで売られているのですが
「b-mobileWiFi」は店員を3人ハシゴして、
やっと売り場所にたどり着けました。
電子辞書の片隅で売られていたのでした。
なんだか不安になって
店員にスペックを聞くと、
300Kしか速度が出ないとのことでした。
ソフトバンクのPoketWiFiだったら最大7Mもでるのに。
受信エリアを尋ねると、
そこのところはドコモのFOMA回線を使用しているだけに
日本全国、ほとんどの場所で受信可能なそうです。
EMOBILEとかソフトバンクのPoketWiFiは
都市部でしか使用できないそうです。
あまりの速度の遅さに
迷いに迷いましたが、
1ヶ月フリーの特別エントリーパックということで
最悪、1ヶ月で解約するつもりで購入しました。
会社に帰ってから早速テストを開始すると
遅いのなんのって…
思わず、ウエキに当たり散らしていました。
ウエキは再度スペックを確認すると
3Kと300Mを間違って見ていたとか…!!
使用感は
かつてのアナログ回線を思わす速度です。
とてもではないがメールぐらいでしか使えないとあきらめながら
ホームページをよく見てみると
「アクセラレータ設定」という項目がありました。
パソコンやi-padの設定をかえることで
800kまでの速度を出すことができました。
多少のストレスがありますが
なんとか使える速度です。
しかし、あらためて考えると
すごい時代の到来だと思いました。
なぜなら、今までの携帯電話とかの通信機器は
2年単位のしばりがあり、
その期間の売上げが容易に計算できました。
そのため、ソフトバンクの「0円キャンペーン」じゃないですが
入り口のハードルを異常に低くして
顧客の囲い込みにより莫大な収益を得ていました。
ところが、経産省の方針により
SIMロックフリーの時代が到来すると
好きな通信会社が選べて
使いたいとき使うサービスが一般化してきます。
今回、僕が買った日本通信の機械も
他社のSIMカードが自由に使えます。
これから、ソフトバンクやauが方針転換を迫られるでしょう。
なんだか、巨大なビジネスのながれを
ちっぽけなカードで感じた出来事でした。