地域ブランディングとは
2010-10-25 23:57:25 (14 years ago)
今日、15年前に専門学校を卒業した教え子に会いました。
彼は学生時代パンクバンドのドラマーをしていて、
僕が教室に入ると、
同級生と派手に殴り合いの喧嘩をして、
鼻血を流しながら授業を受けているような生徒でした。
彼は数年前から奥さんの実家である
島根県に引っ越し、
地元の第三セクターに就職しました。
そんな彼から
1ヶ月程前に電話があり、
仕事で大阪に行くから相談したいことがあると言われ、
ランチを食べながら彼の相談を
聞きました。
彼は地元の道の駅や温泉を運営している
三セク会社の企画の仕事をしています。
そんな彼から受けた相談は
地元特産品のブランディングを
どうやってしたらいいかという話でした。
彼はサンプルとしていくつかの商品を持参していましたが
お世辞にも売れそうではなく、
彼もそのことを嘆いていました。

※これはサンプルで実際の商品写真ではありません。
彼は自分の住んでいる市の
研究会にも所属し、
地域活性化を真剣に考えていました。
しかし、大阪に住んでいた彼の目からは
地方の施策はあまりにも生ぬるく、
センスが悪く、
仕分けブームの昨今、
変化の必要性を周囲に強く語ってきましたが、
地元の行政マンや同僚達は
馬耳東風といった感じだそうです。
そんな中、島根県出身でもない彼は、
道の駅で成功している高知県の視察に言ったり、
過疎化していた徳島県上勝町を活性化させている
横石さんのセミナーを受けに行ったりと、
とても学生時代では考えられないような
積極的な活動ぶりに、
僕は涙が出そうになりながら
彼の話を聞き入りました。
僕の知り合いが
島根県のコンサルタントをしていることもあり、
こちらで出来ることをいろいろと考えるからと言って、
今日は彼と別れました。
僕は彼の話を聞きながら、
地方を変えていくのは
もしかすると彼のような部外者なのかもしれないと
考えました。
香川県の讃岐うどんブームも武田鉄矢や吉村明宏などの
テレビ企画で火が付きました。
恐らく、自分たちの住んでいる場所は
あまりにも当たり前すぎて、
その中に、面白いモノを発見したり
何か新しい試みの必要性を
灯台もと暗し状態となった人々には
考えられなくなっているのが現状ではないでしょうか?
僕は彼のような若い異邦人が
地方をどんどん変えていき、
日本を素晴らしい国にしていく時代になっていくことを
心から願っています。
僕達おじさん世代は
彼等若者に対し、
なんでもいいから出来ることをすることが
重要ではないでしょうか?
彼は学生時代パンクバンドのドラマーをしていて、
僕が教室に入ると、
同級生と派手に殴り合いの喧嘩をして、
鼻血を流しながら授業を受けているような生徒でした。
彼は数年前から奥さんの実家である
島根県に引っ越し、
地元の第三セクターに就職しました。
そんな彼から
1ヶ月程前に電話があり、
仕事で大阪に行くから相談したいことがあると言われ、
ランチを食べながら彼の相談を
聞きました。
彼は地元の道の駅や温泉を運営している
三セク会社の企画の仕事をしています。
そんな彼から受けた相談は
地元特産品のブランディングを
どうやってしたらいいかという話でした。
彼はサンプルとしていくつかの商品を持参していましたが
お世辞にも売れそうではなく、
彼もそのことを嘆いていました。

※これはサンプルで実際の商品写真ではありません。
彼は自分の住んでいる市の
研究会にも所属し、
地域活性化を真剣に考えていました。
しかし、大阪に住んでいた彼の目からは
地方の施策はあまりにも生ぬるく、
センスが悪く、
仕分けブームの昨今、
変化の必要性を周囲に強く語ってきましたが、
地元の行政マンや同僚達は
馬耳東風といった感じだそうです。
そんな中、島根県出身でもない彼は、
道の駅で成功している高知県の視察に言ったり、
過疎化していた徳島県上勝町を活性化させている
横石さんのセミナーを受けに行ったりと、
とても学生時代では考えられないような
積極的な活動ぶりに、
僕は涙が出そうになりながら
彼の話を聞き入りました。
僕の知り合いが
島根県のコンサルタントをしていることもあり、
こちらで出来ることをいろいろと考えるからと言って、
今日は彼と別れました。
僕は彼の話を聞きながら、
地方を変えていくのは
もしかすると彼のような部外者なのかもしれないと
考えました。
香川県の讃岐うどんブームも武田鉄矢や吉村明宏などの
テレビ企画で火が付きました。
恐らく、自分たちの住んでいる場所は
あまりにも当たり前すぎて、
その中に、面白いモノを発見したり
何か新しい試みの必要性を
灯台もと暗し状態となった人々には
考えられなくなっているのが現状ではないでしょうか?
僕は彼のような若い異邦人が
地方をどんどん変えていき、
日本を素晴らしい国にしていく時代になっていくことを
心から願っています。
僕達おじさん世代は
彼等若者に対し、
なんでもいいから出来ることをすることが
重要ではないでしょうか?