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デザインで会社をめっちゃ面白くするブログ!!
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特殊紙
今日、大阪の紙メーカーさんが営業に来られました。

グラフィックデザイン関係以外の方には
あまり縁がない世界ですが、
僕らのようにグラフィックに関わる業種には
ちょくちょく紙屋さんが営業に来られます。


僕は置き薬や保険の営業さんにはお会いしませんが
印刷屋さんやカメラマンなど技術関係の
営業の方には積極的にお会いするようにしています。

僕らの仕事は常に“ネタ”を仕入れないといけませんから。


話を戻しますが、
今日来られた紙メーカーさんは
ご本人の了解をとっていないので
社名が出せませんが、
とても面白いメーカーさんでした。

グラフィック関係以外の方に説明しますと、
紙屋さんというのは
有名な大王製紙や王子製紙のような
大企業から、
キラキラ光る紙や和紙のような紙を作っている「特殊紙」といわれる紙など、
様々な世の中に流通している紙メーカーが存在します。

今日、来られた紙屋さんは
上記のジャンルで言うと「特殊紙」と言われるジャンルで、
その中でも、金紙を得意とするメーカーさんでした。

営業の方に話を伺うと、
その金紙に対するこだわりは
尋常ではありませんでした。

どのくらい尋常でないかというと、
あるクライアントが金の延べ棒を持参し、
それと全く同じ色の紙を作って欲しいといわれ、
インクの色でほとんどそっくりな色を作ったという実績が
あるほどでした。

少し、専門的でわかりにくいかも知れませんが、
写真の紙見本帳のように金色だけでも10種類以上の用紙を製造しています。

分かりやすく言うと
10種類の金色の違いがある色紙セットのようなものです。

紙見本帳を見ると、
金色の違いがこんなにあるのかと
驚かさせられます。

小さなメーカーなので生き残りのために
金紙に特化して商品開発してきた歴史があるそうです。


世の中の多くの人にとって
金紙の種類が多かろうか少なかろうが
あまり意味が無いかも知れませんんが、
たがが紙と言えどもここまでのこだわりをしている
メーカーさんにお会いしたことがありませんでした。


僕が今回とくに興味深かったのは
営業に来られた方がいわゆる営業さんではなかったことです。

尋ねてみると、
技術者出身の営業さんということでした。


僕らのようなデザイナーに営業に来られる場合、
単純に営業だけを目的にしているような人は
敬遠されてしまいます。

今日、来られたように
物に対するこだわりがある人が営業すると、
その熱い思いが伝わり、
とても商品に対して興味がでるものです。


近頃、飛び込み営業の方が多き昨今ですが、
物売りが敬遠される時代です。

物売りではなく、
自分たちの思いを売りに来られると
とても引き込まれるのだと言うことを
今日は教えられました。


gold.jpg

すごい種類の金紙


goushiomote.jpg

表色は金紙ですが…


goushiura.jpg

裏は色紙という変わり種です
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ビルゲイツ氏と東芝提携
今日の日経新聞一面に
ビルゲイツ氏と東芝提携の記事が
デカデカと書かれていました。

次世代、低コスト、低廃棄物排出の
次世代原子炉「TWR」を共同開発するということです。

この原子炉開発に
ビルゲイツ氏は私費を数千億円投じるということです。


本来なら国家事業にあたる内容が
個人的なキャッシュで実現される時代となったのです。

トヨタのリコール問題においても
企業レベルでのロビー活動が重要な時代となっています。

逆に言えば、国家レベルよりも
民間レベルが世界を変えていく
時代になったのではないでしょうか?


地方自治といい、民間企業のロビー活動といい、
今後の行政は存在価値を問いなおされる
時代となったということでしょうか?


BillGates.jpg
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反応率の高い広告
先日から続いて、
「近頃の広告」についてです。


以前にとある交流会で出会った
カスタネットという会社の社長さんに頂いたDMの話です。

castanet.jpg


自社の取り扱っているリサイクルトナーを
購入してくれている
盲学校に出入りしているうちに、
「点字」に興味を持ち、
自社のDMに使ってみようと思いました。

その社長さん自身も
「点字」の読み方を知らなかったので
DMに「点字」を使用することで
沢山の人が「点字」に興味を持つようになればと
考えたのでした。

写真のように
DMの中段に「点字」が打ち込まれ、
その上に「点字」のあいうえお…の記号が
表記されています。

tenji.jpg

僕も渡されてすぐに
「点字」の文字を探しましたが
健常者が読むのはとても難しいことを
その時、始めて知りました。

tenjiup.jpg

5分ほどかかって
やっと読めた文字は



「となーは、かすたねっと」



「うまい広告やなー!!」と、


思わず、広告マンとして感嘆の声を上げてしまいました!!


社長さんいわく、
渡すと、ものすごくウケがいいそうです。
それに、保存性がいいので、
広告としても高い反応率だとか。


「物を売るな!事を売れ!!」

とよく言われる昨今ですが、
そのことを目の当たりにしたDMのお話でした。
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使ってもらえる広告
「使ってもらえる広告」で
博報堂クリエイティブディレクターの須田和博さんは
「広告が見てもらえなければ使ってもらえばいい!」と
言われています。

彼は、暇な現代人などいない、
余分な情報を受け入れるほど現代人は暇ではない。と
主張しています。

情報社会の進化と共に
広告のあり方は
大きく変化してきました。

例えば、ホームページという
最先端と思われてきた媒体においても
無節操に商品の羅列をするだけでは
購入されにくい時代です。

現代人は
欲しい情報は自分で慎重に「検索」して
できる限り間違いの無いように買い物をしようとします。

わざわざ他人の押し売りを必要としていません。

そのような時代に
広告は商品をアピールする道具ではなく、
見る人が見ただけで“徳”をするような
機能が必要になっているのです。

その機能とは
思わず、友達に話してしまいたくなる
話題を提供してくれる物であったり、
大事にとっておいて
誰かにプレゼントしたくなったり、
想い出や記念品になったり、

いつしか、広告は
商品を売り込むための道具ではなく、
商品と同等の役割を担う
“価値”となってしまいました。

これからの広告マンに問われる資質は、
「販売促進」の能力だけではなく、
「シナリオライター」のような能力が必要です。

広告に触れた人が
何日か先に商品と素敵な出会いをするまでの
ストーリーを描く能力です。


POSTER-2.jpg
舟の側面に巨大なポスターを貼り付けてパスタをすすっているイメージに見立てた、
食品メーカーの販促


POSTER.jpg
ガラスにぶつかる等身大のステッカーを貼ってガラスの透明度をアピールした
洗浄剤の広告

PIE BOOKS「ハートを掴むベストアイデアグラフィックス」より
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日経新聞の「O-NET」の広告
本日の日経新聞に楽天グループが行っている結婚相談所「O-NET」の
全30段広告が掲載されていました。

o-net1.jpg

『会員数が48,598人 (女性26,528人:男性22,070人)
支店数全国44ヶ所 (北海道〜沖縄まで)
結婚相談所業界トップの会員数と成婚実績

136項目に及ぶ詳細な希望条件・性格傾向から
理想のパートナーを紹介する独自システム』

が売りとなっています。

口コミサイトなどでも評価が高く
イオングループの「ツヴァイ」よりも
一万人近く会員数を多く獲得しています。

僕が「O-NET」に興味を持ったのは
日経新聞の広告のタッチです。

30段の大きな紙面に
小さな文字で600組ほどの成婚届け者の
プロフィールがズラーと並んでいました。

その内容は
男性と女性の「年齢」「学歴」「職業」「年収」が並べられていました。

O-net.jpg

僕はこの広告に時代錯誤を感じました。

なぜなら、この広告の視点は
バブル時代の感覚を感じたからです。

結婚相談なのに
なんでこんなに古くさいアピールを行っているのかと
不思議でしたが、
その理由を紙面の右下で理解することができました。

そこには「親御様向けの無料のご相談も承っております」
というコピーが書かれていました。

つまり、この広告は親向けの広告なのですね。
(まあ、日経新聞ですし…)

結婚相談所に駆け込むタイプの人は
両親の後押しが必要なのでしょうね。


まあ、そんなことはさておき、
この広告の優秀なところは
前述のように
見る人の価値観をしっかり考えて
作られています。

広告は時代性が大切ですが
必ずしも「今」の表現が
万人に効果的なわけではありません。

特に、結婚などのように
何度も経験することができない事は
かつての自分たちの経験や
価値観に照らし合わせてしまうものです。

「O-net」の広告はそういった見る人の思考回路を
とても考えて作られていますね。
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