LUPICIA(ルピシア)というお茶屋さんがあります。
昔はこぢんまりしたお茶屋さんでしたが
最近はデパートの顔になるぐらい有名になりました。
このお茶屋さんのすごいところは
ただのお茶をパッケージングによって
オケージョン商品に変えたことです。
平たく言うと、
お茶って言うのはだいたい日用品で
スーパーなんかで売られているものか、
百貨店などで売られている
高齢者向けの贈答品などです。
それだけしかなかった
お茶の販売タイミングに
クリスマスやお正月、受験シーズンやバレンタインなどに合わせて
巧みにパッケージを変えることで
幅広い贈答品とすることで
爆発的に売れています。
僕がLUPICIAすごいなーと思うのは
パッケージがキレイとかカッコいいとかでなく、
オケージョンに着目したパッケージをデザインすることで、
人の興味を幅広くつかんだ事です。
僕はデザイナーのマスターベーション的なデザインが大嫌いです。
コミュニケーション手段としてデザインが存在するものだと
僕は考えています。
だから、LUPICIAの戦略は強く興味がひかれるのです。