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デザインで会社をめっちゃ面白くするブログ!!
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デザイン・イノベーションの時代
ドイツ・フォルックスワーゲン社が
名門デザイン会社である「イタルデザイン・ジウジアロー」を
買収しました。

ジウジアローはVW「ゴルフ」やフィアット「アルファロメオ」など
世界の名車をデザインしてきたことで有名な会社です。

VW.jpg
日経新聞朝刊2010.5.26

近年、アウディーがデザインやプロモーション戦略で
好調な売上げを作っていることに
触発されてのことではないでしょうか?

僕はこの話は
自動車業界の歴史を変えるような事だと考えています。

なぜならば、ヨーロッパ車と言えども
技術戦略や製造管理、品質が至上の戦略となり、
デザイン戦略が二の次となってきました。

それが、今回のように株式の90%を取得し
完全にVWの傘下にデザイン会社を置くというのは
デザインというリソースが
企業の中心戦略と考えられるようになった証拠です。


考えてみれば、
各社技術を磨き続け
どこも似たり寄ったりの状態となっています。

消費者の側から考えれば、
世の中、全てが電気自動車になるようなイノベーションが怒らない限り、
技術的な側面だけで購買を考えているわけではありません。

特にヨーロッパ車のようにブランド価値の高い車を買う場合、
デザイン性の高さは重要な選択肢となってきました。


デザイン戦略の重要性をアウディーが実証し、
VWが追随するというのが今回のケースです。



しかし、今回のようなデザイン戦略の考え方は
旧来のデザイナーの立場から手放しで喜ばれることではありません。

なぜなら、今までは良いにしろ悪いにしろ
企業戦略の中で、あまり大きな役割を担っていなかったデザインが、
一気に大きな責任を担うことになるからです。

そうなると、旧来のデザイナーのように、
情緒的にデザインにこだわる考え方では
企業戦略を担うことが困難となってきます。

これからのデザイナーに求められるのは
マーケティングはもちろんのこと
企業運営の行く末を考える
ジェネラリストとしての能力ではないでしょうか?

今までのように専門学校や美術大学で学んできたデザイナーよりも
経営学や心理学などの他分野の教育を受けた
異分野のデザイナーが重要視されていくのではないでしょうか?


いずれにせよ、デザイン戦略が
企業にとって重要な役割になってきている今、
新しい時代に適したデザイナー教育が
日本でも急務の課題となるのは間違いありませんね。





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めっちゃ売上げ好調!!YUMIちゃんデザインの秘密♥
弊社、YUMIちゃんのデザインした
株式会社希望社様(大阪市東淀川区本社)が製造する
ブライダルカードの売上げが
前年対比130%。推定年間売上げ4億円に達すると
希望社営業リーダーの方から連絡がありました。

以前にブログでご紹介しました。
ネット売上げNo.1を獲得したカードのシリーズです。
(僕がデザインしたのもちょこっと入ってますが…(*^_^*)

CARD.jpg


今日は、そんな凄腕デザイナーYUMIちゃんの
『売れるデザインの秘密』に迫りたいと思います!!


まず、YUMIちゃんの作業は
デザインの源流にたどる調査から始まります。

今回のように若い女性の市場に
特化したデザインを考える場合、
その源泉は「ラグジュアリーブランド」にあり!
と彼女は考えています。

特に、ラグジュアリーブランドの
世界的展覧会である「パリコレ」こそが
女性市場のデザインを考える上で
最高のアイデアリソースとなります。

その情報を集めるために
海外雑誌を読みあさり、
WWDなどの業界情報誌や海外ブログを小まめにチェックするのが
YUMIちゃんの日課となっています。
(たまに僕には遊んでるように見えますが…)

ELLE1.jpg

elle.jpg
コレクション情報は僕たちにとって宝の山!!
色や素材の傾向が一目で分かります。


WWD.jpg


女性市場のデザインの場合、
「ラグジュアリーブランド」のデザインテイストは
生活雑貨屋やインテリアまでの広い裾野の頂点となっています。

そのため、「ラグジュアリーブランド」チェックは
かなり重要な情報収集となるのです。

「ラグジュアリーブランド」をさんざんチェックした後、
YUMIちゃんはその中から実用的なデザインを抽出するために、
書店で日本の雑誌チェックを行います。

「ラグジュアリーブランド」のテイストは
あくまで宝石の原石のような物。

クライアントの要望に合わせて研磨しなければ
原石に過ぎないからです。


YUMIちゃんは書店の店頭に並んでいる
日本の女性雑誌の減り具合と各誌の分厚さをチェックします。

まず、減り具合の多い雑誌はその時期ごとのトレンドを押さえているので
重要な基準となります。
それから、雑誌の分厚さは売れ行きを示しています。

売れていない雑誌はどんどん薄くなっていくからです。


それらの分析により集めてきた雑誌を
くまなくチェックし、上記の「ラグジュアリーブランド」の
テイストと照らし合わせて一番売れそうな
素材使いや色目を抽出します。

また、芸能人や人気モデルのブログチェックも重要なアイデアソース!!

そうやって、抽出された要素を元に
デザイン画を作成していきます。

今回のカードのように
工業製品として製造されるもののデザインは
もちろん、製造工程の問題を理解しながら
デザインする必要があります。

販売価格が100円前後のカードですので
懲りすぎると原価がかかりすぎることや
安定的に製造できないという問題があります。

その問題をクリアーするために
100点近いデザイン画を作成し、
工場のスタッフと打ち合わせを繰り返し、
何回もの試作品を製造しなければいけませんでした。


次にYUMIちゃんはなんとか仕上がってきた
試作品を持って市場調査に向かいます。

市場調査の方法は
直接、ユーザーに意見を聞くのが一番です。
YUMIちゃんは身近な未婚女性に
出来上がったサンプルカードを見せ、
アンケート調査を行います。

まわりにターゲット層がいない場合は
僕が行っている専門学校やら大学生に調査したり、
できる限り生の声を集めるようにしています。



そうした調査を通して
最終的に紙の色や質感の微調整を行い、
製品は販売ラインにのることとなります。



こして、見るとYUMIちゃんの行っていることは
すごく当たり前の事のようですが
日本のデザイナーの多くは
職人的精神が強く、
デザインを客観的な情報から考えたり、
自分が作ったデザインを市場の意見を仰いだりすることが
苦手なようです。

商品が売れるためには
デザイン段階から緻密な分析を行うことが
とても重要です。

部屋にこもってパソコンに向かっているだけでは
売れるデザインを作ることができません。


これからの経済活性化のためにも
企業のみならずデザイナーの意識改革が必要な事を
YUMIちゃんのデザインワークから感じさせられました。





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i-Phoneアプリのバーチャル体験による“企業ブランディング”
今日、越智くん、YUMIちゃんと共に
近所にあるカフェNOSTRAでランチをしました。


食事中に越智くんのi-phoneが鳴り
彼が電話をかけている姿を見て
ふと、CMで見かける
i-phoneアプリのゲームのことを思い出しました。

i-phone.jpg

電話の後、越智くんに頼んで、
レーシングカーゲームを
させてもらいました。


彼がダウンロードしていたゲームは
「Volkswagen Touareg Challenge」というゲームで
ワーゲン・トゥアレグのレーシングゲームでした。

僕は下手の横好きでレーシングカーゲームが大好きですが、
たがが無料の携帯電話のゲームごときと思いながら
ゲームを始めてみると……………………………………。

あまりの面白さに
はまりまくってしまい、
思わず静かなカフェで大騒ぎをして
ひんしゅくを買いそうになりました。

コースアウトするとバイブが振動するというリアルさ!!

vw.jpg


無料ゲームとは思えないようなクオリティーの高さです。

これでは、Nintendoが売上げを下げるのも理解できます。


越智くんに、このゲームがどうやってお金を儲けるのか聞くと、
おそらくワーゲンのプロモーションが目的だと言うことです。
まさに、『FREE』です。


i-phoneアプリは現在総数15万種以上もあります。

この中には 「Volkswagen Touareg Challenge」のように
企業広告的なコンテンツも多く含まれています。

これら携帯コンテンツは、
従来の広告のように企業側から一方的に「買って買って」の
情報を押しつけられるのではなく、
楽しんで遊びながら気がつけば
消費者をファンにしていくことを目的としています。


考えてみれば、
ショールームにお客さんを誘客し、
車に試乗させることを思うと
自動車ゲームを開発したほうが安上がりです。

その上、車はぶつけ放題(*^_^*)


しかし、近頃バーチャルがリアルを追い抜いているんじゃないか?
と思うことがあります。

ゲームにははまっても、
リアルな車にはまらないんじゃないだろうか?


企業各社は
そこのところを考えているのでしょうか?


もしくは、これからの企業は
バーチャルで市場を完結させようと思っているのでしょうか?

少し、不安な気持ちになりながら未来を心待ちにしている
今日この頃です。





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物語をデザインできないアパレル業界の悩み
僕は世の中の流れを考えるときに
ファッション業界の動向を観察するようにしています。

例えば、飲食店であっても自動車業界であっても
その時々の趣味趣向に逆らう訳にはいきません。

たとえ、自動車業界が基幹産業であると言っても、
若者達が車を買わない時代ではどうすることもできないのが
現状です。

その若者達の動向を測る鏡が“ファッション”です。

WWD(ウィメンズ・ウェア・デイリー・ジャパン)5月24日の記事、
「メンズセレクトショップ特集」で、
最近のセレクトショップの動向が取材されていました。

その内容を見ると
ユナイテッドアローズ、BEAMS、ジャーナルスタンダードなど、
有名セレクトショップは服屋というよりは雑貨屋さんのような
雰囲気になっています。


BEAMS.jpg


JOURNAL.jpg


その原因はファストファッションの影響により
いわゆる“服”がオーラを持てなくなり、
高額商品が売れないので、
周辺商材で利益を取らざる得なくなったのです。

ファッション業界は
ファストファッションによって物語を失い、
コモディティー化(消費物化)が急速に進みました。

そして、この流れは
ファストファッションに全ての責任があるのではなく、
ラグジュアリーブランドにも大きな責任があります。

なぜなら、ラグジュアリーブランドが巨大企業の傘下となり、
まるで投資産業のようになったことで、
かつてのココ・シャネルのような天才デザイナーよりも
トムフォードのようなビジネスマンを
重用するようになり、
「物語」作りを行わないようになったからです。

そして、市場はファッションの中の「物語」を重要視しなくなったことで
ファストファッションが生まれやすい土壌を創り上げたのでしょう。

ファストファッションの製造拠点はインドネシアや中国の
縫製工場です。

ブランドは違えど、同じ工場で製品を作っている状態。

そうして、生産されたステレオタイプの衣料品に
消費者が興味を持たなくなり、
今頃になって、ファッション業界が物語の重要性を
あらためて感じているのが現状です。


かつての産業革命を思わせる出来事です。


ファッションやインテリアが貴族特有の文化であったのが
産業革命により粗製濫造された工業製品により
社会の“物”に対する価値観が急激に損なわれました。


その失われた価値を取り戻そうと
イギリスのウィリアム・モリスは「アーツ&クラフト運動」を
行いました。


100年以上の時間を経て、
かつての産業革命時代の再来を
今に経験しているような気がします。

そして、ウィリアム・モリスの「アーツ&クラフト運動」のように
新たな“物語”が重要視される時代になろうとしていることも
強く感じる今日この頃です。




もし、企業の物語作りにお悩みの方は「DRIVE」まで!!





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小粋に気の利いた“デザイン”
先日、知り合いの社長二人と
新地にある斗々屋に行ってきました。

ミシュランで星二つをとったお店です。

斗々屋.jpg

最近まで、こみこみだったそうですが
少し、ミシュラン熱が冷めたのか
予約をすれば入れるようになりました。

僕は初めてでしたが
京都の先斗町に来たような気分にさせてくれるお店です。
(お店の名前の由来かも!!)

料理は女将さんお任せのコースでした。

meishi.jpg

とても上品な味付けでおなかいっぱいになりました。

なんて、食べログを書くつもりはありません。


そこで、デザイナーアイが見つけたのは
写真のものです。

なんだかわかりますか?

爪楊枝2.jpg

とっても小さな扇子です。

この扇子の柄を引っ張ると…

爪楊枝1.jpg

なんと、爪楊枝!!


あっまり可愛いので事務所に持って帰りました。
(ネタにするために…)

よく、凝ったショップカードやら名刺やマッチを
作っているのを見かけますが

こんなに凝った爪楊枝を見たのは初めてです。

すごくニッチなデザインに感動しました。



人は少し真剣に考えるだけで
いろんなアイデアがわきでるものです。

小さいながら勉強になった出来事です。




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